KOEIの『三國志』シリーズ(無双ではない)の音楽はCD化しないのでしょうか。
もともとコーエーは、ゲーム音楽に熱心でした。
襟川会長が元バンドマンで、人気作詞家の売野雅勇氏などと友人だったりするからですね。
若い人は知らないでしょうけれど、「withサウンドウェア」と言って、BGMCD付きでソフトを販売したりもしていました。
88年に、サウンドウェア単体売り(ポニーキャニオンより)も始まり、「信長の野望」から「維新の嵐」、「水滸伝」「三国志」まで、新作ソフトが出れば必ずCDも出ていました。
しかし90年代中盤には売れなくなり、発売数はぐっと減ってしまいました。
もともとサントラCDは、ゲーム機やパソコンの音楽再生力が低いために、「もっといい音色で聞きたい」と言う理由で発売されていたんです。
でも、ソフトがCD-ROMになってしまうと、CDで再生するので、別途買う必要が薄れたんです。
前作の「三国志X」では、PC・PS2とも「10作記念アニバーサリーセット」に「X」のサウンドウェアCDが付属していましたが、これが最後じゃないでしょうか。無論単体売りはしていません。
コーエーがかつて出した、サウンドウェアシリーズは非常に資金をかけたフル・オーケストラで評価も高く、今中古やオークションでもすごい高価で取引されています。
SLGで現在でも手に入るのは、「信長の野望 究極盤」という「全国版」から「天下創世」までの代表曲をオムニバスしたものだけですね。
販売メリットが乏しいため、もうサウンドウェアの発売はないと思います。
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